富士学院で目指す中学校受験・高校受験
富士学ブログ
■ 学校情報 ~聖光学院
2018年11月15日
先月になりますが、静岡聖光学院の塾対象説明会に参加してきました。
今年度から「21世紀型入試」を取り入れるそうです。
聖光学院では2科・4科選択制の入試となっていますが、静岡での受験において9割は2科目入試での合格者です。そのため、理科・社会に興味のある子どもを取りこぼしている。
21世紀入試の入試問題は、あきらめずに書く姿勢や独創性を主眼として問題を作成しており。学校側としては今までのⅠ期入試(午前)にプラスして21世紀入試(午後)の受験方法がおすすめとのことでした。
学校の教育については、以下のようなお話がありました。
①全人格教育
今後は独創性のある、共学では「きもい」「うざい」と言われてきた個性の子どもを、肯定し探求心を伸ばすべ場でありたいと考えている。この全人格教育をすすめる上で、レゴでの教育や地元企業タミヤと連携するなど実践中との事でした。
②グローバルリーダーの育成
国際交流をさかんに行い、学生時代からの人脈づくりを応援している。現在、中学3年生から行っている海外留学を今後は中学1年生から始めようとも考えている。
③寮(1/3の生徒)
寮があることも聖光学院の強みである。それを活かし、一般生徒(通学生)も一泊二日で合宿するなどして活用している。
④ICT
ICTリテラシーの一環として、タブレットやプロジェクターを利用した学習。これは時短のツールとしての位置づけで、35分の教え込み+15分のディベート学習を行っている。
⑤環境整備
50周年リノベーションを行った。
○ 廊下からはガラス張り ○一部の教室の壁にはディベートの落書きが
今回の総括…
大学入試改革により、現在の小学5年生の大学入試時には自分で考え発することができる問題が出題されると言われています。今回の「21世紀型入試」はその対応ではないか、と期待を込めてお話をきかせていただきました。
今後、富士学院でも「お話の会」という形で副校長をお招きし、詳しく聞かせていただく機会を設けたいと考えております。