2019年11月07日
前回の続編になります。今回は中学生の英語教育が2021年度の指導要領改訂でどのように変化するのかということを具体的に確認させて頂きます。2020年の小学生の指導要領改訂の翌年に中学生の指導要領の改訂…小学校受験・幼稚園受験ブログ
富士学ブログ【月別: 2019年11月】
2020年度教育改革 どのように変わるのか ≪小学生 英語以外の教科編≫
2019年11月19日
前回、英語教育について小学生・中学生と発信させて頂きましたが、
今回は小学生の移行内容について確認をしていきます。
4年生
≪国語≫
都道府県に用いられる漢字の学習
≪算数≫
小数×整数と簡単な割合
※5年生からの移行
5年生
≪算数≫
速さ
※6年生からの移行
≪社会≫
領土問題に触れる
6年生
≪算数≫
資料の整理での代表値
※中学1年生からの移行
≪理科≫
光電池
※4年生からの移行
水中の小さな生物
※5年生からの移行
移行内容で一番の目玉は6年生で学習していた『速さ』が5年生へ移ったことです。
私はよく保護者様とお話をするときに算数の内容で小学校・中学校の9年間で一番大変な学年は5年生という話題を出してきました。なぜなら、割合の問題を読み取ることが苦手な児童が多いからです。それなのに速さも5年生の学習となると5年生の学習はとてつもなく重くなってきます。
割合と速さのどちらにも関連するのですが、この2つの単元を学習する上で一番大切なことは『単位量当たり』の学習がしっかりと出来ているか、これにつきると思います。『今、自分が立てた式は何を求めるために立てた式なのか』これが分かり切っていないまま、なんとなくで終わらせてしまうと後で痛い目に合います。
『単位量当たり』の単元の学習は、今後の勉強の中核を成します。
上級生は一度見直しで復習を。
下級生はこれから心してこちらの単元に取り組んでいきましょう。