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富士学ブログ
2020年度教育改革 どのように変わるのか ≪小学生 英語以外の教科編≫
2019年11月19日
前回、英語教育について小学生・中学生と発信させて頂きましたが、
今回は小学生の移行内容について確認をしていきます。
4年生
≪国語≫
都道府県に用いられる漢字の学習
≪算数≫
小数×整数と簡単な割合
※5年生からの移行
5年生
≪算数≫
速さ
※6年生からの移行
≪社会≫
領土問題に触れる
6年生
≪算数≫
資料の整理での代表値
※中学1年生からの移行
≪理科≫
光電池
※4年生からの移行
水中の小さな生物
※5年生からの移行
移行内容で一番の目玉は6年生で学習していた『速さ』が5年生へ移ったことです。
私はよく保護者様とお話をするときに算数の内容で小学校・中学校の9年間で一番大変な学年は5年生という話題を出してきました。なぜなら、割合の問題を読み取ることが苦手な児童が多いからです。それなのに速さも5年生の学習となると5年生の学習はとてつもなく重くなってきます。
割合と速さのどちらにも関連するのですが、この2つの単元を学習する上で一番大切なことは『単位量当たり』の学習がしっかりと出来ているか、これにつきると思います。『今、自分が立てた式は何を求めるために立てた式なのか』これが分かり切っていないまま、なんとなくで終わらせてしまうと後で痛い目に合います。
『単位量当たり』の単元の学習は、今後の勉強の中核を成します。
上級生は一度見直しで復習を。
下級生はこれから心してこちらの単元に取り組んでいきましょう。
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