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【大学の入試改革の流れ~現在③ これからの生徒に必要とされる力とは】
2019年05月28日
先日、静岡県の公立高校の入試傾向をお話しさせて頂きましたが、今回は大学入試改革に伴い、生徒たちに必要とされる力についてお話します。記述問題の割合が増えるのは当たり前ですが、それだけではありません。時代の変化に対応する力が問われています。指示待ち・マニュアル人間ではなく、自分で考え、判断し、行動できることが求められています。
では、テストではどのような問題が出題される傾向にあるかというと、社会では2つの資料からそれぞれわかる問題点とは何か、さらにこの問題点を打開するにはどのような策があるか。大人からすれば、資料を読み取れるので然程難しくありません。しかし、中学生は資料を読み取る訓練をあまりしていないので、資料が何を表しているのかが読み取れないのです。さらに資料には百分率がつきものです、算数の割合を苦手とする生徒は白紙の可能性もあります。
当塾の授業では、資料を読み取る練習、実験の結果からいえることを答える練習などを、今まで以上に力を入れた授業カリキュラムを組んでいこうと考えております。
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