花粉｜富士学院- 中学校受験・高校受験ブログ

2月より『春のキャンペーン』が始まり、おかげさまで多くの方にお集まりいただいております。
毎日が気忙しく、気付けばもう3月です！どうりで暖かくなってきました。

最近は「春の移動性高気圧」が教科書通りに一定の天気の変化をもたらしています。
雨は洗濯物を部屋干しにしなければならないので、私は嫌いです。
でも3月の雨は花粉を落としてくれるので、ありがたいです。

2月の半ばから、このメガネをかけてくる子がチラホラ現れています。
花粉ブロックのメガネ。
水中メガネ（ゴーグル）のように、隙間を埋めてあります。
これで白目が真っ赤になるのを防いでいるようです。
このメガネをして、さらに授業中にも目薬をさしながら、子どもたちは花粉と戦っています。

10年前、20年前…と授業をしながら見ていた生徒さんの光景を思い出してみて、やはり年々子どもたちの花粉症が多くなっている気がします。
娘のクラスではクラス内で「花粉症ではない」生徒が娘ともう一人しかおらず、「なんだか恥ずかしい」と言っていました。
とうとう、発症していない人が少数派になってしまっています！…恐ろしいですね。

今現在、ちょうど新中学一年生の理科で「花のつくりとはたらき」を勉強しています。
花粉について虫媒花・風媒花…とその作りや成り立ちを説明しながら、熱くなってしまいました。
普段は鬱陶しい「花粉症」ですが、自分に身近なものを題材に勉強するというのは面白いと思いませんか。
算数で難題に挑んで解けた時の喜びも気持ち良いですが、何かに興味を持ち「おもしろいな」と思って学ぶことも楽しいですよ。